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【巴賞2025予想】持続力勝負なら負けないコントラポスト、洋芝で真価発揮なるか?

2025/07/07 23:23
【巴賞2025予想】持続力勝負なら負けないコントラポスト、洋芝で真価発揮なるか?

函館競馬の日曜メインレースは、芝1800メートルのオープン特別「巴賞」。その中で主役候補として注目されるのが、前走のエプソムカップで5着に食い込んだコントラポストだ。勝ち切るにはもう一押しが欲しい存在ではあるが、今回の舞台設定やレース条件を踏まえれば、中心視に値する存在と言っていい。

前走のエプソムカップは、レコード決着となったハイレベルな一戦。その中でコントラポストは中団のインでじっくり脚を溜め、直線では前が詰まりながらも外へ持ち出してジリジリと伸びた。キレ味勝負には分がないタイプだが、持ち味である持続力で確実に脚を使い、ゴール前ではダノンエアズロックをかわしての掲示板確保。勝ち馬との力差は感じさせたものの、悲観する内容ではなく、むしろ重賞戦線でも地力が通用することを示した一戦だった。

2走前のダービー卿チャレンジトロフィーでは、スタートからゴールまでスムーズな競馬を展開。中団追走からしっかりと脚を伸ばし、急坂の中山で2着に粘り込んだ。このときはスタートも良く、道中の手応えにも余裕があり、1600~1800メートルでの持続力勝負に適性があることを改めて示した内容だった。

今回の巴賞は1800メートル戦で、前走に引き続いての距離となる。注目すべきは、今回が初の洋芝という点だが、時計が掛かる洋芝は、速い上がりを求められないコントラポストにとって歓迎材料だ。特に函館の洋芝はパワー型に向く馬場で、道中ある程度流れれば、同馬の持ち味である持続力が存分に発揮されるだろう。

また、昨年11月の3勝クラス・ノベンバーSでは、平均より速めの流れの中、好位から抜け出す正攻法の競馬で完勝している。今回もある程度ペースが流れてくれれば、同様の形で押し切るシーンが想像できる。

近走は重賞で好走を続けながらも勝ち切れていないが、条件が揃えばオープン特別であれば決め手を欠いても勝ち負けに持ち込めるだけの力は十分にある。洋芝、小回り、そして1800メートルという舞台設定は、コントラポストにとってまさにベスト。展開次第では待望のオープン初勝利も視野に入るはずだ。今回の巴賞、中心はコントラポストで盤石と見る。 

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