【チャレンジカップ予想2015】ワールドエース、復活ラストランなるか?

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2015年12月12日(日)は中山競馬場にて第66回チャレンジカップ(G3)が開催される。このレースはもともと9月に開催されていたレースであったが、2012年に12月に移設され、それと同時にハンデ戦に変更されたレースである。年明け以降の芝中距離戦戦を見据えた実績馬や、新興勢力がしのぎを削る一戦だ。翌年の芝中距離戦線を占う上でも欠かせない一戦である。今年の有力馬3頭を紹介しよう。

フルーキー(牡5、栗東)
昨年のチャンレンジカップでは直線で前へ出て見せ場を作るも外からトーセンスターダムに差されて惜しくも3着に敗れた。その後も重賞戦で健闘するがまだ重賞未勝利である。次走のチャレンカップではM.デムーロ騎手と初コンビを組む。初のタイトルまであと一歩というレースが多かっただけに、新しいコンビで流れを変えたいところだ。斤量57kgは見込まれた感があるが、阪神では【4-1-0-1】と相性も良さでカバーでできるはず。

ヒストリカル(牡6、栗東)
3歳春に毎日杯(G3)を優勝して以来重賞は勝てていないが、前走のアイルランドT(OP)では夏からの休み明けでも強い勝ち方をした。4コーナーで大外を回り、直線では首をふってかかっていたにも関わらず最後はしっかり伸びてくれた。叩き2戦目で変わってきそうな雰囲気がある。ディープインパクト産駒ということもあって次走の舞台は期待ができそうだ。

ワールドエース(牡6、栗東)
2012年のきさらぎ賞(G3)優勝、皐月賞(G1)2着、日本ダービー(G1)4着、2014年はマイラーズカップ(G2)優勝と重賞レースで度々活躍してきたディープインパクト産駒の6歳馬。このチャレンカップを最後に種牡馬入りが決定している。ラストランとなる最後のレースで重賞3勝目を獲って花道を飾りたいところだ。前走のキャピタルS(OP)では最後の直線では狭い間を縫うようにして割って入っていった。近走は芳しくなかったが、ここへきて復活の兆しが見えてきている。