【キングジョージ6世&QES予想2019】シュヴァルグラン、海外で再び花を咲かせるか?

昨年はジャパンCで4着、有馬記念で3着と秋のビッグレースで連続好走したシュヴァルグラン。今年は7歳にして初の海外遠征に挑戦し、ドバイシーマクラシックでは有馬記念でも手綱を握ったH.ボウマン騎手とのコンビで2着に好走した。

昨年11月の時点で2019年も現役を続ける移行を示しており、長く順調さをキープしている息の長い馬だ。また、海外を中心に使っていくこともこの時点で指揮官から語られており、今年はそのプランにもしっかりと応えている。

そんなシュヴァルグランの2戦目は7月27日にイギリスのアスコット競馬場で行われるキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(G1、芝・2390m)だ。

出走予定馬には、先月日本馬のディアドラも出走したプリンスオブウェールズSで5着に入着したシーオブクラスや、愛ダービーで逃げ切り勝ちを果たして波乱を演じたソブリンなど、面白いメンバーが揃っている。

キングジョージ6世&QESの前哨戦として強豪が集う一戦として知られるハードウィックSで最低人気ながら2着に善戦したナガノゴールドも、チェコ調教馬という珍しい馬ということもあり注目されていたが、回避する可能性が高いと陣営からは発表されている。

まだ出走馬は全頭決まっていないが、抜けた人気馬が不在ならシュヴァルグランにもチャンスは十分。キングジョージ6世&QES後はそのままイギリスに滞在し、次はヨーク競馬場のインターナショナルSに挑戦するプランも浮上している。当然キングジョージの結果や状態次第になるが、長期的な英国遠征の可能性が出てきており、陣営の海外挑戦もいよいよ本格的なものとなってきた。

昨年は一時は現役引退を発表してたが、一転して現役続行、そして海外への挑戦を公言したシュヴァルグラン陣営。まだまだやれることを証明する一戦となるかに注目だ。

キングジョージ6世&QESのインターネット投票は即PAT、A-PAT会員が対象で、27日朝7時から発送予定時刻の4分前まで発売される予定。詳しくはJRAの公式ホームページよりご確認下さい。