サンデー系の孫世代種牡馬でエース級の活躍を期待をしているジャスタウェイ
オルフェーヴル以上、個人的にはそれくらいの期待をしている。それほど2014年にレーティング130を獲得した際、現代競馬、特に種牡馬価値において最重要である1600m-2000mで示したパフォーマンスは圧巻だった。
いま思い返しても悔やまれるのは、当時最高潮にあったとも思える日本における凱旋門賞ブーム、あるいはクラシックディスタンスの高額賞金に煽られたようなラストシーズンになってしまったことである。
それがなければインターナショナルSや英チャンピオンSなど世界最高峰のビッグレースを含めたGⅠタイトルを上積みし、年間無敗、レーティング130の更新、そのくらいのことまでやってのける可能性があった2014シーズンだったと思っている。
また個人的にここ10年の日本競馬の牡馬5傑を挙げると、ロードカナロア・オルフェーヴル・ジャスタウェイ・ドゥラメンテ・モーリスの5頭だと思っているが、ロードカナロア、オルフェーヴルが種牡馬として素晴らしいスタートを切ったことでジャスタウェイにも続いてほしいし、続いてくれるのであろうという期待も高まっている。
5頭の中ではモーリスに血統面での一抹の不安を覚えるものの彼らが中心となって今後の日本競馬を支えていくものと考えているし、願わくば彼らに並ぶビッグネームが晩年に差し掛かっているディープインパクトからも出てきてほしいものである。