【JRA】レモンポップ産駒第1号が誕生!
公開: 2026/01/26 16:02

昨年に現役を退いた砂の王者レモンポップの産駒第1号が、1月17日に北海道新冠町の対馬裕也牧場で誕生した。新種牡馬としての第一歩を刻む記念すべき新産駒は、モンテロッソ産駒ラブロッソーを母に持つ鹿毛の牝馬である。
出産は予定日より3日遅れたものの、母子ともに健康状態は良好。対馬牧場では「骨量が豊富で、全体的にしっかりとしたつくりの馬という印象です。無事に生まれてくれたことが何より。今後も順調に成長させていきたい」とコメントしており、初年度産駒への期待をにじませている。母ラブロッソーは同牧場に移動後、初めての産駒であり、半兄との比較はできないものの、将来性を感じさせる馬体だという。
レモンポップは2023年、2024年の最優秀ダートホースに輝き、通算18戦13勝、2着3回という安定した成績を残した名馬である。チャンピオンズC連覇を含め、JRAダートG1競走を完全制覇し、さらにさきたま杯、南部杯を含むダートG1・Jpn1競走6勝を挙げ、名実ともに“砂の王者”として君臨した。
引退後は北海道日高町のダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスで種牡馬生活をスタート。初年度から214頭もの繁殖牝馬を集め、その人気は衰えを見せていない。種付け料は産駒誕生後支払いの500万円とされており、実績と期待値の高さを反映した設定となっている。
そのレモンポップから誕生した最初の一頭が無事に産声を上げたことは、今後の産駒デビューに向けた大きな節目。砂の頂点を極めた名馬の血が、次代のダート界でどのような輝きを放つのか。その物語は、すでに静かに始まっている。

