5月4日に京都競馬場で開催された天皇賞・春を制し、G1初制覇を果たしたへデントール（牡4、木村哲也厩舎）は、8月20日にイギリスのヨーク競馬場で開催されるインターナショナルS（G1、芝2050m）に予備登録していたが、骨折が判明したため同レースを回避することが明らかになった。8日、同馬を所有するキャロットクラブが公式ホームページで明かした。

前走後は福島県のノーザンファーム天栄に放牧。6月28日の調整中に歩様に違和感があったため、改めて検査を行ったところ、右後肢の大腿骨部分に付着する筋肉の付け根の一部分が、剥離骨折していることが判明。協議の結果、陣営はイギリス遠征を取りやめた。

11月30日に東京競馬場で開催されるジャパンC（G1、芝2400m）を秋の大目標として掲げているが、今後については様子を見ながら対応していくという。